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2022年11月

【ライブ鑑賞】宮本貴奈(pf)x本田雅人(sax)

超久しぶりに六本木「サテンドール」へ行きました。
今のオーナーに代わってからも行ってませんでした。

ご両人の情報、何も持ち得てなく伺いました。
とはいえお名前は有名ですから、知っておりますが
音楽的特徴などは全く知らなくて。。。

本田雅人さんって、こういうキャラなのね。って感じで。。。(笑)
アニメの曲なども演奏されてる方でしたので、
ご披露くださいました。

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まさか、ギターを手にして、「神田川」を聴くとは思いませんでした。(笑)

それにドラムやベースのいない状況で、ピアノ一つで支える宮本さんのタフさ。
演者と視聴者の耳で、行き来しながら、つい勉強してしまいました。
なるほどね、、、と色んなことをヒントにもらってきました。

そして、セカンドに本田さんが教えている昭和音大の生徒さん、
明後日20歳になるという渡辺瑠菜さんが数曲参加。

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本田さんが教員としてサックスで思うことなども聞けて、貴重でした。

瑠菜さんのサックスは、ちっちゃな身体で野太い音を出して、
しかもアドリブのフレーズが渋い。(笑)ジャズが好きなんだな~って、すごく分かる。
本田さんの方が、なんていうの。(笑)洗練されたというか、スタイリッシュというか、、
そんな音色、フレーズとは対照的で、面白かった。
そして、こうして師弟で共演して、改めて師匠のデカさが分かる。という。
いい意味で刺激をもらってきました。

私は、サックスはサンボーンがきっかけだったので、
run for coverが聴けると思いませんでした。
サンボーンを聴いて、サックスからジャズを聴くようになったという異色な経緯ですね。あはは
それが、自分の人生を変えるんだから、人生ってわかんないね。
いや、必然だったということですが。

そんな感傷も混じって、実に有意義でした。
今年は、コロナが言い訳になって、あまり積極的な活動をしていませんでした。
充電のような、漏電のような、くすぶってしまいました。
自分に何が足りないのか、と自問自答の日々。
細かく色々思い悩むことをここで吐露する気持ちになれず、
ついblogの更新が出来なかった。

でも、今日のお二人のステージでの姿を見て、発信側の人間が「持っていなければならないもの」を見た気がします。
自分にはそれが充満してなくて、すぐに枯渇するし、しんどくなるわけですが。。。
ま、そこに気づいてて、改めて見せつけられて、、、
少し気持ちの整理と準備と循環をテーマに、ライフスタイル含めて見直そうと思います。
いや、今思ってることがあって、どうやろうか?と悩んでましてね、、、
金を費やすか、時間なのか??(笑)とか、色んなバランスを模索してて、動けてないの。
どう動こうかと熟考と言えばそうなんですけど。

「動かない」

自分の本来の問題にぶち当たるわけです。
ライブを見ながら、違うことを考えていた、という私でした。あはは

追記)
大きな声では言えませんが、かつてのサテンドールに関わっていた身としては、
サテンドールの根本の問題は、オーナーが変わっても変わらないという事に
ショックというか、残念というか、、、
そして、一因にお店の構造があると思います。

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【LIVE後記】11/17@舵輪 昭和歌謡

すっかりblog無精でございますね。
10日も過ぎてしまいましたが、ライブ後記、備忘録で残しましょう。

ペガサスさんとの舵輪での昭和歌謡も定着してまいりました。
オリジナルの良さを消さないように、という点を大切にしています。
それぞれの歌手の歌唱や声質など特色からの抑揚とか表現を、
毎回掘り下げては、「なるほど」と発見があります。

今回は、秋をテーマにライブを行いました。
だから、全体的にしっとりしたかもしれません。
また、大ヒットしたメジャーでもない曲も多かったかもしれません。
しかし、実に秀逸な曲たちでした。
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【1st】
BY ペガサス
①白い冬(ふきのとう/1974)
②冬が来る前に(紙ふうせん/1977)
   ***  ***
③想い出のセレナーデ(天地真理/1974)
④恋のハレルヤ(黛ジュン/1967)
⑤秋の気配(オフコース/1977)
⑥晩夏(荒井由実/1976)
⑦木枯らしの二人(伊藤咲子/)

恋のハレルヤはあんぽさんとハモリ。
秋の気配は、たくさんも加わり三声の混声です。
ほんとハモリって気持ちいい。(笑)
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秋の気配の歌詞を読んだとき、失恋の曲なんですけど、
「相手の気持ちが離れる」という歌詞はよくありますが、
「自分の気持ちが離れる」という歌詞で驚いたものの、
あんぽさんに、オフコースって結構そういう歌詞多いのよ。(笑)なんて。
さすが、小田さんって感じ。あはは
   ***  ***
⑧どうしてこんなに悲しいんだろう(吉田拓郎/1971)
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【2nd】
BY ペガサス
①わかって下さい(因幡晃/1975)
   ***  ***
②風立ちぬ(松田聖子/1981)
③思秋期(岩崎宏美/1977)
④雨の街を(荒井由実/1973)
➄色づく街(南沙織/1973)
⑥あなたの心に(中山千夏/1969)
   ***  ***
⑦落陽(吉田拓郎/1973)
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たくさんのMCで、
「風立ちぬ」(作詞:松本隆・作曲:大瀧詠一/1981)は、
「Venus In Blue Jeans」(Jimmy Clanton/1962)の曲かと思ったんですよ。って。(笑)

「雨の街を」を聴いたとき、泣きそうになりましてね。。。
少し心寂しいとき、心細いとき、誰かにそっとハグしてくれたら、そっと背中を押してくれてたら、
それだけで、少し元気が出たり、一歩踏み出せそうな、、、そんな気持ちになりました。
そんな感情の難しい部分を、詩的な歌詞で表現することで、陳腐にならずに済む。
「よく出来てるな~」ってさすが荒井由実さん。(笑)みたいな。
そして、今回の選曲は、70年代の昭和歌謡とシンガーソングライターの曲とはっきり分かれる形で。
そうすると、曲の構成もはっきり分かれました。面白かったです。
阿久悠さんや松本隆さんなどの作詞家が作った歌詞は、音符に忠実に、そこに合う言葉を熟考に熟考を重ねて
絞り出した言葉は、そこに在る、というのが分かります。
それに対して、シンガーソングライターの曲は、Aメロ、Bメロで、歌詞を優先してメロディーが変わってるんです。
歌詞が優先されているんですね。だから、歌詞が重視されてると言えます。言いたいことは、引かない。(笑)
そうすると、以外と慣れるまでに時間がかかり、歌いこなすことが意外と難しいんですね。

また、たくさんは吉田拓郎さんに造詣があるので、「落陽」が聴きたくて、
私がリクエストしました。(笑)

昭和歌謡は、三人でのMCもします。
そこはやはり、ライブを聴きに来た方の特権で、多くを語るのは止めましょう。(笑)
しかし、少し営業チックに(笑)、興味を持っていただけたら、嬉しいです。
他では聴けない曲は、是非withペガサス 昭和歌謡ライブへお越しくださいませ。
宜しくお願い致します。

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,【上生菓子】赤坂青野さんの霜月

久しぶりの赤坂青野さん。

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『紅葉』
鮮やかなオレンジのグラデーション。
中は栗あん!
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『柚子』
口に入れた直後に、柚子の味と風味が上品に香りました。
柚子の質感さながらの見映えに楽しめますね。
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『山茶花』
秋の定番の花であり、定番の練り切り。

赤坂青野さんの本当の凄さは、
時間が経過しても、質感、食感、
味の劣化がしないところ。
冷蔵で保管してると半日で
固くなったり、普通はするものですが、
青野さんはなりません。
本当に凄い技術です。
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『栗づくし』
栗あんの中に白餡です。
本当に栗の味わい深い一品。

やはり、上生菓子は最高です。
そして赤坂青野さんの上生菓子が好きです。

ごちそうさまでした。

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