【美術】「ゴッホ展」@東京都美術館
げーじつの秋。
「ゴッホ展」に行ってきました。
コロナ禍になって、美術鑑賞もチケット予約制。
結構な人が出ていました。
チケット制でなければ、もっとすごいことになってるんでしょうね。
私は絵については、全くもって疎く、善し悪しすら判断できないんですが、ゴッホだけはその人生にまで興味を持ち、これまでに知識が、ち~とばかりあります。
ゴッホの「ひまわり」が1987年に安田火災海上(現:損保ジャパン)が当時53億円で落札し、それを一般公開した時に本物を観たことがあるんです。
大行列で、、、それだけのために!でしたが、、、並んで。。。。
これ、こんな感じで展示されてました。当時も。(検索から拝借しました)
その時、「ひまわり」を観た時の衝撃を今でも覚えています。
色彩の明るさ以上に、絵画からオーラを感じたのです。
こんな感想は、後にも先にもこの時だけです。
なんなんだ、この衝撃は??という感想です。
それから私はゴッホに興味を持ちました。
ゴッホは、画家を志したのは遅く27歳。そして、自死するまでの10年ほどしか活動していません。
しかも生前は世に出ることのない画家でした。
それまでは牧師の息子として、牧師の道を志して挫折するんですね。。。
唯一の理解者は弟。
数奇な運命です。
今回の展示は、ゴッホの作品を収集していた、ヘレーネ・クレラ・ミュラーの偉業です。
彼女の亡くなる前年に美術館を開館し、ゴッホ以外にも多くの画家の作品を貯蔵しています。
今回、東京都美術館は、1階がミュラー美術館で貯蔵してた、画家の作品。
2階は、ゴッホは初期に黒クレヨンの素描と言われる作品の数々です。
先日TVで観ましたが、初期の作品はやはり画風も未熟で、
人の手の長さや、遠近による大きさが正しくないという、作品も展示されていて、見れて嬉しかった。
3階に更に上がって、中期から晩年の油絵の数々。
本当に沢山の作品でした。
この作品は、印象派の影響を受けていることがよ~~く分かります。
そして、印象派の後に、点描画法という点で描く新印象派があって、その画法の作品もありました。
晩年になりますが、この作品、木の質感は、浮世絵の影響を受けた感じが出てるものです。
ゴッホは、自ら浮世絵を収集して研究してたと言われています。
気に入ったので絵葉書を買いました。
これは、晩年の画法ですね。
有名な「夜のプロバンスの田舎道」
クリアファイルを買いました。楽譜入れに使おうと思います。
ここらへんの画法を観ると、「ムンクの叫び」を思い出します。
素人ながら、この時代の画法なのかな?と思っています。
ゴッホは、色んな画法や画家の影響を受けながら、苦しみ、もがき、、、
自分を追い込んでいったものはなんだったのか??
未だに私の中でもその答えを見つけられず、ゴッホの作品を眺めています。
今回のミュラー貯蔵の中には、有名な自画像やひまわりなどはありませんでした。
作品数も多く、最後は沢山のグッズが。(笑)
なので、、、、2時間くらいかかります。
今度は、ガイダンスをつけて、もう1回見たいかな。。。
ち・な・み・に、、、
美術館の隣は、、ZOOよ、パンダのいる上野動物園よ~~~。あはは
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