【TV】TBS「金スマ」長渕剛を観た
先日のTBS「金スマ」は、長渕剛さんだった。
長渕剛さんは、もうここ20年くらいは男くさ~~~い、くさ~~~い(笑)イメージで余り馴染みがなく、デビュー当時のフォークソングにしてもそこまで傾倒して聴いてはいなんですが。。。
ある意味、彼のヒストリーは衝撃だった。
彼の歌は、想像なんかじゃなく、リアルな体験であり、想いをストレートに表現したものなんだ、正に彼の言葉なんだってわかった。
デビュー当時って、こんな感じで(笑)、ザ・フォークって感じのイメージよ。
それが、今はこれは違い過ぎる。(笑)
産まれて100日も満たない時に、仮死状態になって、そこからの生還だったらしい。
喘息持ちで、病弱で華奢は身体だった。
貧乏で栄養失調だったことも影を落としていると回想していた。
いろんなところで、この「貧乏」ということ、「金」というものについて、身体に沁みついていることが終始、話から伝わってきた。
ヒストリーの中で、一つ一つ、これはこんな思いから生まれた曲だった。と説明されて、『は~~~、そうなんだ。』とひたすら感心してしまったの。
回想録の中で、色々と共感しつつ、
一番衝撃だったのは、2011年に震災の被災地へギター一つで行った時の映像だった。
自衛隊の前のすさまじい一体感と熱気とその熱量を観たことを思い出した。
でも、私はもう一つ。
被災地の子供たちの前で歌ってる長渕剛だった。
途中で涙を流して、泣く子供たちに、「泣くなっ。思いを込めて歌えっ」って言ったの。
俺の歌を聞け、じゃないんだ、と思ったの。
一緒に歌わせ、「気持ちを歌に吐き出せっ」て言ったの。
何気ないことですが、歌には、その力がある。と改めて気づかされたんです。
そして「自分の足で生きていくんだ」って説いていた。
子供たちには、どれだけ心に刻み込まれたことだろうと、思えてね。。。
そこには、長渕剛の嘘のない、ストレートな感情を綴った歌詞が人の心を打つんだな、、、って。
単純に、上っ面の励ましで出向いたのではない。そこに、本物のメッセージがあったな、、、と
わずか30秒にも満たない映像だったんだけど、ものすごく感動したの。
上手く言葉に表現できない私ですが、この感じたことを自分の歌や音楽に活かしたいと強く思ったの。
長渕剛さんって本物だ。
歌手として、本物だって感じたの。
尊敬の念にも似た気持ちが沸きました。
いい番組だった。
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