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ボーカリストって、、、

最近、いや、もう何年も思ってることなんですが、

私も常に気をつけてることなんですが、

歌っていると、段々、余計な「アカ」が溜まっていきます。

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時々、自分の歌唱に対して、メンテナンスが必要だと思うのです。

人のご批判をするほど偉そうなものはないのですが、、、

ただ、久しぶりに聴いた方の歌を聴いて、「なんて、クセをつけたんだ」と残念に思うことが多いのです。

同業者の耳は誤魔化せないってことだ。

ピッチが合えば、歌として聴いていられます。

でも、そんなの「歌」じゃない。

ジャズって言って歌うなら、音楽的基本のSwing感がなければおかしい。

もっと言えば、もっと沢山ある。

リスナーは、「楽しければ」良いとしたとて、表現者はそれに甘んじてはいけない。

英語の歌は、英語の単語の長さ、抑揚、その単語の意味においてグルーブが発生する。

日本語は、1音符に一語でも英語は1音符に一語ではない。HappyだBeautifulだって言葉が多い。だから、Swingしてグルーブ感が言葉で「必然」として出るのだ。

なのに、それが、日本人らしい演歌的「節(ふし)」になってる人が余りに多い。

雰囲気で歌うのも、勘違いに等しい。その違いがわかってない人は多い。

私はそれを「気持ち悪い」と言っている。

私もブルージーな曲など、特に節が付きやすいので、結構気をつけている。

節と欧米的フェイクは違う。

私は最初のころ、日本語の曲はやっていなかった。

やはりグルーブ感が出にくいし、節がつきやすい。だから、その延長でジャズを歌えば、おんなじに聴こえるからだ。

私が今、心がけてること、挑戦してることは、ブルースはブルージーだし、ジャズはスウィングだし、ロックは縦ノリだし、ソウルはフェイクフレージングがあるし、、、そういう音楽的なものをきちんと分けて表現したいって思って、努めてる。

エラ・フィッツジェラルドがビートルズを歌ってもエラである。

キムタクが何を演じてもキムタクである。(笑)

それは、エラはエラという絶対的な存在として「あり」と思う。

でも、私は、その音楽のレンジの広さを覚悟で、その音楽的な違いとライブ内での融合を目指している。

いや、そうであるべきだと思っている。

聴いてる方は、そんな部分を気にしてはいないかもしれない。

やる側は、そうではいけないのだ。

スタンダードを歌えばジャズなんて、そんなレベル、やめましょうよ。

私は強くそう思っている。

これは、すんごいレベルの低い話なのだ。

しんどいな、こんな話。

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音楽」カテゴリの記事

コメント

かつては、専門職は特殊としてその価値を認められていたのに、いつしか不況になって、多様性を求められ、総合力という名のもとに広く浅くってしまったと思います。

それによって、弊害が。
少し話しはちがいますが、つくづく思います。

投稿: shinazo | 2017年8月 3日 (木) 14時42分

久振にsinazou節拝聴いたしました。
技術屋にも技術屋のこだわりがありますようにミュージシャンにはミュージシャンとしてのこだわりがあるのは当然と言えば当然の事だと思います。
リスナーが満足しても表現者は満足してはならない、この言葉には強い共感を覚えます。
人それぞれ満点を取るような仕事は難しくそれを糧にProgressしていくものだと思っています。
そう言うPolicy大事にして行きたいものです。

投稿: Yoshio Nakajima | 2017年8月 2日 (水) 11時14分

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