【Live後記】サテンドールの夜
5月20日(金)はサテンドールでした。
3Vocalでの競演でした。
素敵な写真を撮って頂きましたので、掲載したいと思います。
本当にありがとうございました。
そして、お越しくださいました皆様、いつもありがとうございます。
サテンドールは、お客様にもいいお店と思っていますので、
大切な出演場所と思っております。是非、次回も宜しくお願い致します。
今夜は、他のボーカルの方が呼んで下さったお客様も多かったのですが、週末なのか?サテンドールだからなのか?予約なしで入るお客様も多く、お席が2回転することもあり、大変賑やかでした。
沢山の方に聴いて頂けること、その反応や、ミュージシャンとオーディエンスとの間で作られる空気感、そんなものを常に感じながら、歌わせて頂きました。
7月は、ちょっとブッキングミスがあって、もしかすると流れるかもしれませんが、
また決まりましたら、是非、お越し願います。
普段、自分がブッキングしないミュージシャンとやると色々勉強になります。
【番外編】
ミュージシャンの中のことをblogに書くのはどうか?と思ったりもしますが、
敢えて今回は特筆しようと思います。
今回の出演で、実は残念だったことが数点ありました。
ある出演者ですが、入り時間はリハのために決めているにも関わらず、約40分以上も遅刻してきたこと。その間は、他のシンガーがリハはしますけどね。
そして、何曲を歌うのかも知らない、選曲にあたり、演奏者の人数を把握していなくて、お店に頼んでギリギリにコピーを取る。ミュージシャンをリハ待ちさせているんです。
その段階で、ひどいなこの人。と思ったわけです。
そして、本番前になって、自分の写真を撮って欲しいと私やスタッフにお願いしてるわけですね。まあ、100歩譲って、良しとしましょう。
しかし、インストの演奏が始まって、「歌ってる時も写真撮ってください」って携帯を目の前に置いたわけ。
『は~~~~~ぁ?あたし、あんたのマネージャーじゃないですから』と腹が立ったわけですよ。
そして、これではまだ終わらない。
お店からお願いされて「次のセットの開始時間を言ってくださいね」って言われてるのに、マイクを通して適当な時間は言うわ、「で、いいですよね?」って、、、歩み寄ったスタッフに言い放ち、もう一人のシンガーの名前を間違えて紹介して、そのまんま。
お客様から「名前、間違えてんだよ!」って言われるし、、、、
正直、最低でした。
全く、準備が出来ていませんね。そんなにやる気ないなら、出演しなきゃいい。
共演者にもお店にも、お客様に本当に失礼だ。
:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+
それから、、、これはよくあることなんですが(笑)。
演奏者とのリハで、テンポを出すのはシンガーなんだけど、
出したテンポがちょっと違ったとか、あるわけですよ。
それはシンガーの出し方が悪いこともあるし、
歌ってみて、出てきたイメージが歌に合わない、しっくりしないって事もある。
シンガーも「ちょっとテンポ違います」なんて言ったら当然角が立つ。
しかし、歌ってみて「テンポ、もうちょっと落とします」って言っても
「出したテンポでやってます」とか「出されたテンポですから」みたいな言い方を平気で言うミュージシャンがいます。
始めから、喧嘩腰、シンガー見下し、酷いな、、、と思いました。
確かに、スキルが低く、リハにすらならないって事もあるのも分かります。
でもテンポ一つとっても、この曲はこう出すと良いですよ、と言ってあげればいいだけだ。「それじゃわかんない」「で?どうするの?」みないな言い方。平気でするんだものビックリよ。
どんなベテランでもそういう鼻っぱしの強さ、ゲンナリしますね。
音の共有を、joyの共有をしない、そういう人間性を見て、私は残念ですね。
書いてる譜面どおりやってますから。みたいな音楽、して欲しくない。
でも、腕があれば客は、うまいね~って聴いてる。
その先に聞こえる人は見えないんだろうか、、、、本当にここに不本意を思う。
かつて、私が始めた頃よりもっと以前は、そうやって先輩ミュージシャンにイジメられて育ったという話は聞いたことがあります。
しかし、今は時代が違う。お膳立てではなく、ホントに言葉でコミュニケートする必要もあるし、音楽で向き合う事も必要だし、、、
何のためにこのステージがあるのか、分からない状況があってはならないね。
沢山のお客様がそこにいるんだから。
そして、沢山のスタッフが動いてるんだから。。。。
色んな事を思ったわけです。
自分も謙虚に未熟な部分を改良しようと、この日目撃した事は、得したと思って反面教育としたいと思います。
私は、シンガーが共演者に変に諂う(へつらう)のもおかしいと思うし、対等にコミュニケートすべきだし、先輩には敬意をもって接するのは当たり前ですが、変な持ち上げもおかしいし、、、おかしなことはこの世界にも存在してる。
| 固定リンク | 0
「音楽」カテゴリの記事
- レコーディング(2024.11.16)
- 【Live後記】(2024.10.06)
- 【Live後記】7/25@舵輪(2024.08.02)
- 【訃報】デイビット・サンボーン(2024.05.15)
- 【ラジオ放送】小樽チャンネル(2024.05.10)
コメント
Nakajimaさん、コメント更新遅くなり失礼しました。
時々、気づかないことあって。本当にすみません。
ま、怖さ知らずに私は、音楽でも社会にでも声を上げること、これは昔から変わりません。
良いことか?分かりませんが、でも、「音楽で表現したいこと」、と「発信すること」が並列にあるんですね私。
だから、批判覚悟で、言い続けています。
その分、自分にも返ってくることですが、でもそれが表現者としての自分だと思っています。
ご声援、ありがとうござます。
投稿: shinazo | 2016年6月11日 (土) 22時15分
どこの世界にもそのようなお方はいるものですね。
私ごとで恐縮ですが、現役の頃ですが、同じような環境になりました時に come to the head トイレに行って便器を思いっきり蹴飛ばして高まりを冷やしたのですが破損してしまい高い代償を払わされた事が有りました。
未だお若いのにご自身への教育に、中々出来るものではありませんよ、大袈裟ですが世界の人達が皆同じ気持ちになってくれますよう願いたいものですね。
残りの人生、私もそれとなく心掛けるようにしたいと思います。
今日の一言はこの年になって学習材料となりました、
これからも一流のミュージシャン、社会人としてご活躍
されますよう願っています。
投稿: Yoshio Nakajima | 2016年5月26日 (木) 11時33分