off dayのひと時
久しぶりにプライベートな時間の話。
同級生と昨年亡くなった同級生の寿司屋へ行った。
奥様と息子さんが弟子の店主と共にお店を続けている。
カウンターに写真を飾っていた。
奥様から、病気の初期の話、症状の経過など話を聞いた。
昨年2月最後に皆で集まった。そこから3ヵ月だった。
なんか、、、言葉も出ないんだけど。。。。
葬儀にも仕事で行けなかったから、ご家族から色々お話が聞けてよかった。
これ、亡き同級生が作ったもの。
お店で使えるくらいクオリティーの高い皿やこのような湯呑みが沢山あった。
そんな趣味があったとは、驚きだった。
5~6年はやっていたらしい。ろくろを使って、かなりの腕前だったと思われる。
余りに作品が素晴らしいので、奥様にお願いして、一つ頂いてきた。
手に馴染む、とてもいい湯呑みだ。
ちょっと気に入っている。(笑)
少し書くと、彼は肺がんだった。
初期は、変な咳が続いて、検査しても分からず、発見した時には手術できないほど腫瘍が大きかったらしい。
そこから、脳に転移。転移してからは早かったと奥様は言っていた。私たちが最後に会ったときは、右目に圧迫があり見えていないと言っていた。
何度か倒れることもあったと奥様から聞いた。
家族の見守りと理解が彼を最後まで人として、寿司屋の職人として、一家のあるじとしての尊厳を持って生き抜く事は出来なかったんだろうと感じた。
奥様が沢山話してくれるその姿に、夫への深い愛情を感じた。
同級生は、幸せだったんだな、、、と思った。
短命な人生で、再び旧友と会えることになって短い時間しか共有できず、何とも言えぬ思いがあるのだが、人生は時間ではない、と彼を見ても改めて思う。
彼から見たもの、関わったものは私の人生に影響するわけで、それが人間関係なわけで。。。
亡き同級生へ、、、、
また、会おうね。
【番外】
この日、別の連絡もあった。
追ってはっきり書けると思うが、今、知人が脳腫瘍で闘っている。
一緒に音楽をやってる仲間なだけに、本当に私も苦しい。
知人の身の上も考えると、ここしばらく私は本当に何も手につかない状態だった。
医者が明確に診断が出来ない間に、体の中では確実に腫瘍はでかくなっている。
そんな話ばかりだ。。。。
医療に対する不信があるのに、今回の経緯を聞いてて一層疑心暗鬼になった。
この話は、またにしよう。
次にしなければならないことも考えねばならないと思っている。
友として・・・・。
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