【映画】「東京裁判」を観て、、、
戦後70年を向かえ、やっと「東京裁判」を観る気になった。
どこまで理解出来るか、自信がなかったから、今になってしまった。
やはり、この戦中戦後の背景を少しでも理解していないと、
この裁判そのものの流れは理解出来ない、と思った。
2年前にfacebookで孫崎享氏著書「戦後史の正体」というヒット著書を紹介していて、私も読んだ。大変「面白かった」というのも、分かりやすく、歴史認識としては大変有意義な書物だったのだ。
そこから、私は吉田茂氏、白州次郎氏について(ここは、、、時代が同じか。(笑))を読んでいった。
「東京裁判」を観ていくうちに、、、段々、怒りを覚えた。この裁判の不合理、不条理を感じずにはいられず、憤りを感じた。
この裁判は、日本という敗戦国の壊滅を狙っているのか?という気持ちになった。
問われるは、先の戦争は侵略戦争であったか、天皇の戦争責任である。
あたかも、侵略であり、天皇の指示でるかのような、一方的な流動があった。この裁判にはあった。
弁護人の中には中立に弁護をする者、裁判団の中の判事の中にも立派な方がいて、この裁判そのものの違法性、根底を問う者もいた。
しかし、流れは変わらなかった。
このDVDは大変貴重な資料にもなるし、もう1度見たいと思った。
多くの方にちゃんと観て欲しいと思った。
よく分からない分、東条英機という人物の印象は良くなかった。
でも、この映像を見て、総理大臣としても責任を重々受け止めていた、死刑を覚悟してるものの姿がそこにあった。
どう言葉にしていいか、わからない感情が沸いてきた。
外務大臣だった重光氏という人物は、禁固7年だった。諸外国の方の証言は温情あるものだった。彼のことをもっと知りたいと思った。
「木戸日記」というものは、裁判でも使われ、当時の事が細かく書かれたものであり、後に貴重な資料となったいう、これも読んでみたいと思った。
このなんとも整理のつかない、言葉にならない感情のままだが、
まず、備忘録として、ここに収めておいた。(笑)
| 固定リンク | 0
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 【TV/映画】快挙!エミー賞18冠「SHOUGUNー将軍ー」(2024.09.22)
- 【映画】WBCの余韻「憧れを超えた侍たち」~世界一への記録~(2023.06.30)
- 【TV】年始の風物詩といえば、マグロ!!(2023.01.09)
- 【TV】「関ジャム」12/4日放送は神回だった(2022.12.06)
- 【映画】「トップガン マーベリック」(2022.07.16)
コメント