【TV】再放送で感動した話
週末、「笑ってこらえて」の再放送をたまたま観ました。
そこで、『過去の話題の人を表彰しよう~!』というコーナーがありまして、
2001年の記事を元に辿った話。
自転車で世界一周を4年3ヶ月で旅をした、、、しかも有給休暇で。(笑)
坂本達さん。(ミキハウス社員)
これが、、、ものすごいストーリーだった。
商社の父親の都合で海外生活(フランス)経験のある坂本さん。帰国後の日本に馴染めず、家に閉じこもりがちだった時に父親が「世界は広い、目の前のことだけを見ないで 広い世界を見なさい」という言葉を言ったそうです。
フランスと言えば、日本ではマイナーですけど自転車競技が盛んですから、中学時代からロードレースに出たり自転車での活動が増えていったようです。
そして坂本さんは大学を卒業後ミキハウスへ入社、社長へ直接企画書を提出するというプロジェクトがあり、毎回企画にかこつけて(笑)世界一周企画を盛り込んでいたそうです。
彼の行動力は凄かった。一切外食はしない。知人のおごりなら行くがお昼も一切節約。そうやって個人の資金作り。
そして、企業へ企画書を送り、スポンサーを募った。これが凄かった。
松下電器産業
コダック
ニコン
オリンパス
三菱レイヨン
シチズン
シマノ
パタゴニア
モンベル
ワールド通商
シャノンデール
マレーシア航空
こんな大手さんが援助に名乗りを挙げてくれたそうです。
「機は熟した」
そこで、彼は社長へ企画書と一緒にこれだけのスポンサーを募り出発する事と退職届を付けて提出したそうです。
そうしたら、ミキハウスの社長はこんな大手さんが協力してくれて、、、これは、、、と思い、条件付きで許可をしたそうです。
「有給休暇を使って、無事に戻ってくること」
彼の行動力が、人を動かし、企業を動かしました。企画書を出して、2年が経っていました。
自転車と飛行機を使い旅をして4年かかりました。1995年~1999年。
帰国後、彼は本を出しました。
書籍「やった」(笑)、分かりいいですね。アハハ。
実は、旅したギニアでマラリアと赤痢を併発。村に6本しかなかったワクチンを彼に全て与えたそうです。カリア村のシェリフジャロ医師はその時坂本さんには「何も使ってない」とおっしゃったそうです。そのワクチンは当然、村の人たちに使われるもので、村のの人たちはそれはそれは親切に看病してくれたそうです。9日間で回復、あの看病が無かったら彼は死んでいたことでしょう。
その体験から、本を発売しその売り上げ金を持ってギニアへ行ったそうです。
そしてシェリフジャロ医師に「今何が必要か?」と聞いたら「きれいな水」と言われ、、、そこから彼は井戸掘りを立ち上げるんです。
水脈を信じ、掘って15m、2年の月日、見事水脈に当たり、井戸水が出ました。
そこで彼は、また本を出しました。
書籍「ほった」(笑)、これまた分かりやすい!!アハハ。
そして、この本の売り上げで彼はカリヤ村に病院を建てました。
最近は、エボラ出血熱で渡航制限があるため行けてないと言っていました。
現場のシェリフジャロ医師のビデオレターが出まして、病院にも村人は警戒して人が居ない状態でした。
坂本さんは現在もミキハウス社員です。色々調べてみると、2006年には早稲田大学の客員教授だったり、現在も色んなところへ行っては講演をしているようです。小学校へ行って、子供たちに話し聞かせているようです。
少し調べると(ネットって怖いね。)このまま一人かなと思ってましたが昨年結婚しまして、、、と40歳くらいかな?ご結婚されてお子様も2人。奥様は現地で活動された方で、虫をパクパク食べますって記事を見ました。(笑)素敵な人生だと、感じました。
...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。
坂本さんのこの継続的な情熱と、考えられないほどの行動力、
それがいつしか人をも動かす、、、、そんなパワーを持っていて、
ギニアで現地の病気にかかるのも、有る意味必然で、
ギニアとの交流は、必然だったと運命を感じました。
この感動が数日私の体内を駆け巡るほどであります。
凄い人っているもんだ。(笑)
そして、やはり「行動と情熱」が全ての根源であります。
改めて、唸ってしまった。
早速、この書籍を見たいと思います。
って、読まなきゃと待機してる本が。。。。(笑)
| 固定リンク | 0
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 【映画】「侍タイムスリッパー」(2024.10.22)
- 【TV/映画】快挙!エミー賞18冠「SHOUGUNー将軍ー」(2024.09.22)
- 【映画】WBCの余韻「憧れを超えた侍たち」~世界一への記録~(2023.06.30)
- 【TV】年始の風物詩といえば、マグロ!!(2023.01.09)
- 【TV】「関ジャム」12/4日放送は神回だった(2022.12.06)
コメント