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【読書】「検察に嵌められた政治家たち」

4月、新年度早々から硬い本でスタート。(笑)

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石川知裕、鈴木宗男、松木謙公 著。

最初に、石川知裕氏。
彼は小沢一郎氏の元秘書。「帳簿ミス」による起訴。
冒頭で帳簿の記入ミスは修正申告で済む話を、小沢氏への嫌疑の為に導かれたシナリオ。。。。
ただ、その「記入ミス」を安易に思ってもらっては困る、終始文章を読みながら個人的には思った。

最近の「STAP細胞」もすごい報道だが、その記載に信憑性を欠く、疑わしきは、時に公になればなるほど、問われるのは当たり前だと思う。
この、一連の報道については「女で持ち上げて、女で落とす」最低で下種の極みだと、私は感じている。だから、言葉もない。
彼女自身の論文における未熟さは、その責任を取る所だと思うが、それ以上に誰も思っていると思うが、議論と工程を慎重に行なわず、公表に至った組織とメディアに問題はないのか?と思う。

個人の責任と平然と言い切ったあの組織の姿勢をマイクと通して言う姿は、醜いの一言。それも組織の姿なんだな、、、恐ろしい。その渦中に嵌められたと言えよう。

さて、話を戻して・・・

次に鈴木宗男氏。
当時のメディア報道をそのまま聞いていた自分ですので、「そうなんだ、、、」と思ってましたね。彼の記者会見も「全く非を認めないのね」なんて感じてさ・・・
「ムネオハウス」など無いし、賄賂も便宜もない。確かに、議員に復職出来るのも異例ですし、それが証明してるのかもしれない。

そして、関係者へ任意とはいえ半強制的、聴取。誘導尋問と勝手なシナリオ。読めば読むほど、検察という組織の不思議さを感じた。
時に政治家の自殺が多い、聴取のギリギリで亡くなることが多い事に、真実が分からない!と思うが、もっと深い事情も感じた。きっと無念だったろうと感じる。

最後に、松木謙公氏。
リクルート事件で参考人として呼ばれた経験を持つ。
当時の事を書いている。改めて、リクルート事件を読んでみたいと思った。
企業の社長も、検察の交換条件や、身内を人質に取る手法は「やくざ」だ。
当時、それに落ちた話は生々しい。

検察は、元々戦後GHQが作った組織。(孫崎享氏の著書を是非お読みください)だから、アメリカ寄りが良く分かる。

親米だった吉田茂氏、中曽根氏、小泉氏、いずれも長期政権であったことは偶然だろうか?

親中の田中角栄氏、小沢一郎氏、親ロの鈴木宗男氏、それぞれ検察の起訴の巻き込まれている・・・偶然だろうか??

と面白い話も書いている。

一体、現総理はどうなのだろうか?
外交の舵取りは大丈夫なのか?隣国の圧力は以前より助長している。
放っておけば日本本土さえも侵略されるかもよ。(笑)笑えないって。

消費税が上がって、買い物より私は運賃(交通費)の方が実感する。
結構移動の経費は大きい。

検察の事を読もうと思ったのは、袴田氏の釈放だった。
一連の検察の動きを見ても、ボクサーとはいえ無口で温厚な袴田氏なら、検察の暴挙に従うしかなかった。。。と容易に想像出来る。
上記の3名が等しく書いていたが、一般の普通の方なら恐怖で従ってしまうだろう。。。と。何とも言えぬ、思いになった・・・。

さてさて、
もう少し、検察について勉強したい。
何か良い書籍、書かれたものをご存知な方、是非教えてくださいね。

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