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【書籍】「オレたち花のバブル組」出向の真相は!?

2日で、、、読んじゃった。

もっと味わって読むつもりだったが、、、無理だった。アハハ。

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TVドラマの方は、多少前後して出演をさせるためのものがあった事が分かる。

しかし、本筋は何もブレてない。そこまで忠実にするのは珍しい。

が、先日番組内で原作・池井戸氏、監督・福沢氏(福沢諭吉の玄孫)、堺雅人氏と顔を合わせて、回想するなんて原作者も喜んでいたことの表れだと思った。

ドラマは、半沢vs大和田の対抗軸を強調する事と、土下座が強調しまくったわけですが、原作は、もっとサラリとしている。でも面白い。

組織の不条理は余計リアルだし、半沢の「正義」が不気味すら感じた。

そこまでして正した先に、半沢は何を求めるのか・・・・?

半沢は、組織に媚を売ることに興味はなく、正しいと思うことにトコトン突き進む、、、それだけなのだ。非常に珍しい人種(笑)で、組織で行きにくい人種。

ドラマでは、出向になって終わるが、その頭取の動機が見えないね。

原作は、部長クラスがなだめつつ、、、のくだりがある。

今回の物申すことへの物議、合併ゆえの建前があり、トカゲの尻尾切り、された、、、という部分が明確に描かれている。

ま、次回シリーズはその下りからだろう。(笑)と予測。

本著の最後の下りである。

『人生は一度しかない
 たとえどんな理由で組織に振り回されようと、人生は一度しかない。
 ふて腐れているだけで、時間の無駄だ。前を見よう。歩き出せ。
 どこかに解決策があるはずだ。
 それを信じて進め。それが、人生だ。』

強い男である。

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