人生の明暗
昨日、大きなニュースが飛び込んだ。
<イチロー日米通算4000本安打記録>
イチローの白髪交じりの髪が、時間の経過を感じますね。
イチローの言葉の表現は独特で、訳すのは難しいといつも感じるが(笑)、回りがどんな事を言おうと貫くイチローの姿は、本当に痛々しいほどに思う時もあるが、その強さはどこからくるのだろうか?といつも次元の違いに驚嘆する。
私は、イチローのすごさは、記録より、22年大きな怪我なく体のメンテ、管理が凄まじい事。なのに、WBC連覇の時、超不振で最後にオイシイ決勝打を打ったわけですが、その後に胃潰瘍になったのが大きな体調不良なくらいで、、、アメリカで長年のバッシングやプレッシャーよりもファンのプレッシャーの方が彼には堪えた、、、(笑)ファンに見せられない、チームメイトに示せない、、、そのことの方がイチローには辛いことなんだ、、、と感じた。(本当のとこは分かりませんよ。アハハ)
アメリカで彼が見たbasebollとはどんなものだったのか、、、
引退後に語るだろう。色んな記録を塗り替えてこれで殿堂入りしなかったら差別だな、、、と私は苦言がある。(笑)アハハ。
イチロー選手は、天才だが、苦労人に見えるのよ、私には。
そう見えた時から、私はイチローのファンになった。記録だけの選手は興味がない。何を考え、どう野球と向き合ってるか、、、が見えた時彼の本当のすごさを感じたのです。
栄光と引き換えたもの、、、それは人には凡人には計り知れないですね。
そして、、、
昭和の歌手の訃報。
何があったのか、、、
苦労した幼少時代からの芸能界での栄光。そして、メガヒットした娘、凄まじい人生ですね。
この曲、中島みゆきの「時代」といい、この時代背景が色濃くて、「こんな暗い歌があっていいのか?」と驚いたのですが、彼女の生い立ちなしにこの曲は成立しないんだ、と分かる。
取り繕った「不幸」など、こういう人の実体験には勝てない。
あの腹の底から出る「あたしの人生暗かった」と言われると、その説得力に負ける。哀しいかな、その悲痛に魅了される。
歌手としてそれは最大の魅力となる。皮肉だ。
昭和という時代は、60年余りと長いから当然だけど、色んなことが凝縮してて、色んなものが生まれた時代。
平成は結局、不況で、そこから生み出されたものは、後世に語るに足りない。それを平和というのか?
良くわかんないね。
少なからず、昭和は当たり前ですが「上手い歌手」だけ世に出てたのです。
今のように、数十人で歌ったりして、ユニゾンなはずがハモッて聴こえるなんてありません。歌は歌の説得力を持って存在したのです。
時代の流れで、素晴らしい歌手も苦境に立った後半ですが、
また、音楽が成熟したマーケットに戻ることを願い、私も精進しくちゃ、と思うのです。
こうして書くという事は、自分に跳ね返りますからね。
でも今はグループという名の団体戦。(笑)数で勝負する、選挙と言って政治とクロスオーバーして、一体何がしないの?と政治に向ける言葉を言わねばならない世界になりました。
あくまで、彼女個人の訃報ですが、、、
ご冥福をお祈りします。
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