【読書】「次世代ミュージシャンのためのセルフ・マネージメント」(3)
<<仕事の分類>>
1.あなたが作る仕事
2.他人が作り、役割を担う仕事
立ち位置の違いを正確に理解し、常にそこで必要とされることが実践できていることが、プロフェッショナルの条件ともいえます。
音楽的な技量だけでなく、あなたの立場に求められる役割がきちんと担えるかどうかが問われているのです。
A.主にもっぱら前者の仕事に携わる(向いている)タイプ
B.主にもっぱら後者の仕事に携わる(向いている)タイプ
C.A.B.の仕事を行き来するタイプ
A.プロデューサー型 B.職人型 C.ハイブリット型(確信犯型と彷徨型)
・プロデューサー型
何より自分を信じてやり続けるのみ。
明確なイメージとアイデア、それを支える強い意志と体力を持ち続けることが必要。
人を引き寄せる力も欠かせない。
・職人型
技を磨き、どんな要望にも常に120%クライアントを満足させ続ける力量が必要です。
それには、所謂テクニックだけでなく、音楽全体の理解力やチームにとけ込んでいく力など不可欠。
「今を大事にして、未来に投資をする」
今日の仕事がもたらしたものを意識する。→目的は何?そこから何が得られているか?
この意識が「時間」の使い方を変える。
↓
「仕事の質」を変える。上がる。
何を投資しているかを意識する。明確にする。
「資本」=お金 「時間」=役務 「知恵」=アイデア・・・・どれなのか?
今していることが、
お金に投資しているのか?
時間に投資しているのか?
知恵に投資しているのか?
↓
これが明確になることで、プロジェクト、グループ、バンドなどの関係において、フェアで前向きな関係を築く助けとして下さい、と著書。
時に「お金と時間」に対する価値観を共有する > 「音楽性」を共有する より重要なことさえある。
<<自身でこなすのが難しいこと>>
1.時間的、適正的に難しいこと
ネット社会でも、情報発信が不向きならそこに時間を使わない方がいい。
2.自分を客観的に見ること。
「歌いたい曲」≠「良さを発揮できる曲」ではないということ。
自分を客観的に見てくれる、プロデューサー的な存在、信頼できるパートナーに出会うこと、一人でいい、世界は変わる。
3.自分を保証する
備忘録のごとく書いてみた。(笑)
あとは、バンド運営で大事なことが書いていた。
これは、リアル過ぎるので、自分の心に留めたいと思います。
興味のある方は自分で読もう。(笑)アハハ。
私も自分の今後の活動に生かすべく、読んでみました。
最後に、著書はこの言葉を贈っていた。
『自分の両腕で食べていこうって人が、そう簡単に反省しちゃいけない』 (忌野清志郎)
ただ、この言葉を上っ面で理解する方も多く、生意気な若僧が出てくるんだけど(笑)、自分を信じる事と、過信する事は別である。実力と人気は比例していない社会だ。
だからこそ、謙虚に努力する自分を信じ、パートナー、仲間、関係者への理解と感謝を忘れず、より求める音楽、聴衆を魅了する音楽を求め、自分に何が出来るのか、追求し続ける自分に誇りを持って、仕事をして欲しい。私もそうでありたい、、、と思う。
という言葉を残して、この本、読了です!( ̄▽ ̄)
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