8月15日、終戦記念日。
私はここ15年くらいですかね、、、ある事を思い続けています。
第二次大戦後、日本は67年間戦争がありません。
それは現代を生きる者には、心から先人に感謝し今を大切に生きるべき事であります。
私は単に戦没者への哀悼というだけで終われなかったのです。
私はこの近代、明治維新後の日本の流れの中で、いつも言ってますが「戦後処理は正しかったのか?」という疑問が沸くのです。
靖国神社は、神社ですが幕末以降の国のために命をささげた方たちを祀っています。そこに所謂、第二次大戦のA級戦犯とされた方を祭ったことに近隣が反応してるんですけど、、、
やはり靖国神社内に併設する「遊就館」は一度来館し中を見て欲しい。
http://www.yasukuni.or.jp/
私があの中で目に留まったものは、
・明治時代は軍国主義の社会ですが、当時の軍人手帳なのかな?その精神が書いてあったのですが、大変崇高なものでした。これは改めて見に行った時にちゃんとメモってこようと思っています。
・莫大な戦没者の写真。これは、もう言葉はありません。その何千、何万の写真を見ながら、拝みながら歩き進まずにはいられないです。
・戦争年表。正しい解釈ではありませんが、これを見ると、英国への解釈が変わります。戦争の始まりに英国あり、に見えたのです。でも香港にしても植民地が最近まであったわけですから、戦争から見た英国は違うものが見えてくるとは、想像します。
ここは半日くらいかけて、じっくり見るべき資料です。
エネルギーが要るので、なかなか気力のある時でないと再度伺うのに、気合が要る私です。
ま、このA級戦犯、東京裁判を改めて今後私は私なりに解釈を深めたいと思っています。
敗戦国日本は、勝国アメリカの言いなりに戦後の日本が作られた、私はそう思っているのです。
私は、そこからの復興の日本はアメリカの理解のもと再建出来た、、、なんて感謝は持っていないのです。なんか違う、、、と違和感があるのです。アメリカという国は自国の利益目線優先国だと思ってるから。
今twitterで話題になったのが「戦後史の正体」孫崎享/著。図書館に予約したら、2冊を50人待ち、最大一人に2週間借りれるから、、、いつ読めるんだ??って感じです。
正に、アメリカの本音が見えるらしい。読むのが楽しみです。
私はそれでアメリカが最低だ、とかそんな見識を持とうと思ってるのではないのです。日本はどうあるべきか?が知りたいのです。
だから、「戦後の独立した国家を!」と叫んだ吉田茂氏や影の参謀白州次郎氏を読んでみたり。。。すると、更に悶々とするわけです。
散々、核のない世界と叫んでるはずが、とんでもない原発事故が起こった。再び核の脅威を見せ付けられた。何の反省が今の日本にあるのでしょうか。
私は歯がゆくてなりません。
ま、そうやって自分なりの現代史を大人になってお勉強してるわけですが、私は言いたい。もっとこの現代史をもっと中高生の学校の授業で勉強した方がいい。
日本には鎌倉、平安、江戸ってあってね、、、じゃなくて。(笑)現代史から今が見えてくるそして、未来像を模索出来るのだ、と。そして更に昔の世から創意、工夫を学び、日本人たる所以を感じ取って欲しいのです。
いい意味で鎖国は、独自の日本を作り、芸術文化、食文化など生れています。外圧により色んなものが入ってきて、それを吸収して見事な技術先進国となっています。
しかし、更なる外圧(TPPみたいな、、、)が今ある中で、どこへ向かうべきか、、、
私は、電気エネルギーを踏まえても国の在り方をシフトすべきだ、と思っています。独自の道を歩むこと、これもアリだと思うのです。
EUのように、他国とフラットになる必要を感じていません。
また鎖国しろ、とは言ってませんが、必要以上に受け入れることはないと思っているのです。独自の文化や慣習を守るも国としてアリだと思っています。その独自性が日本全土に行き渡ってる感じ、国民性として持ってる精神性などは本当は異国は羨ましいんですから。(笑)ま、それはいいとして。
私は、今必要なのは内需だと思っています。自給すべし。米政策、減反などもっと法整備も含めて改革して、もっと国内での循環を活性化しないと。なんでも量産とか言って、遺伝子組み換えが大量に入ってくるなど、、、危険だと心配しています。
話がそれた。
しかし、戦争で失った多くの命に報いるためにも、今の日本を一生懸命考えるんです。やはり、私達の意志により決めることが出来るんですよ、今の日本は。そんな恵まれた社会にいて、他人任せはいけません。
ね。(笑)
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