重き荷物を降ろす時、、、
私生活や家族の事を書くのは、色々問題があるので、
全く書かなくなったのですが、
親も高齢で、すっかり兄に一任を通り越して、任せっきりになっていました。
忙しいことを言い訳に、そして音楽をやっている自分への色んな思い、
これまでの背景もあったため、封印した事も多々あるからです。
長き親不孝を詫び、親に会ってきました。
親の顔も変わっていました。
子供も孫も沢山で(笑)、
孫と末娘(私)の名前が混ざってたけどね。(笑)
でも、認知症が進んでる感じでもないから、
人と話すことは、元気の基本。
可能な限り私も母に会いにいかねば、、と思います。
体が不自由で、血圧やら血糖値やらもあって、食事も味気ないものですし、
目も白内障もあるもんだから、全てが面倒に思う、
すっかり難儀な毎日。
親へこれから残された時間で、懺悔の日々です。
出来ることで、示していくしかありません。
そう決心して、帰ってきました。
音楽は想像であり創造なんだけど、
現実を見つめることから逃げたら、
やはりリアリティーは見えてこない。
これからの音楽人生にとっても、大きいかもしれない。
そんなことも感じて帰ってきた。
母の骨の弱さは、女性は出産もあるので少なくない話ですけど、
その一端が自分にもあるような気がして、
心が本当に痛いです。
親の老いは、親を思い、我が身を思う、
実に言葉にならないものがあります。
...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。
シンガーソングライターの樋口了一さんをご存知でしょうか?
老いた親の気持ちを子供に向けて歌った歌詞で話題になった、
「手紙」
http://www.youtube.com/watch?v=55EjDYHlMHc
認知症の親を持つ人や、介護してる人など、
これは、正直辛すぎる歌です。
彼は、4年前からポストマンライブといって、施設で歌っています。
そんな活動が話題になり、家族の方と交流するようになって、
自分も九州で認知症の父親のそばへ行くことを決意して、
拠点を九州へ移したらしい。
でも、その樋口さん自身が、パーキンソン病で段々声が出なくなっているというドキュメンタリーを見ました。
神は、残酷だ、と時に私は叫んでしまうこともあります。
ちょっと、重い話でございました。
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