由紀さおりさんの挑戦
先日、NHK総合で「SONGS」深夜の再放送を見ました。
今、海外で評価されジャズバンドと共演なので、若干変な紹介になっている気がしますが、このバンド自体の活動は各国のpopsをフューチャーしてるみたいなので、由紀さおりさんの曲を見出したのも、one of themだったという事も、放送で理解が出来ました。
「マシュ・ケ・ナダ」は有名なボサノバ。
由紀さんのように日本語もいいな、とまた邪まな(笑)気持ちを頂きつつ、研究目線で見てたのは言うまでもありません。アハハ。
多分20年くらい前にTV番組で、お姉さんと童謡を歌う活動をしている事についてのインタビューだった。
由紀さおりさんは苦労人で、デビューして15年目歌謡曲が下火になってお姉さんと童謡を歌う活動を始めて、その時色んな所の会場を借りるために交渉するんだけど、その時に1000人くらいの席数で「大丈夫ですか?お客様は集められますか?」と言われたことがある、と聞いたことを記憶しています。
ああ、由紀さんとかでもこうして言われてしまうのか、、、、
そんな印象が残った。
でもこれがそれから25年もの活動になるんだから、人生分かんないもんです。
私にはその話す姿が印象的で、とても好感を持っていました。
今回の海外での評価は、カテゴリーは結果ジャズかもしれませんが、彼女自身の歌が評価され、海外の観客は彼女の表現する日本語と日本の歌謡曲、日本語でのpopsを評価してるって事。
私はそこは一番すごい事なんだと、新しい世界の扉が開いたような、、、
1曲だけなら、坂本九さんとかいますからね、、、
これまた違うんだと思います。
Youtubeでもニューヨークでのライブ映像が出回ってますが、
由紀さおりさん、本当の美しいですね。
日本人のまろやかさ、たおやかさが際立ってます。品の良さが滲み出ています。こういうシンガーが評価された事を、私は心から嬉しいのです。
彼女は番組の最後に言ってました。
もう一度、歌謡曲を!と。
歌謡曲が再評価されることも望んでらっしゃるのでは?と感じます。
歳を重ねつつも飾らず凛と美しくありたいですね。
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