1年を振り返る<世相編>
2011年が終わりますが、
今年は、3月に未曾有の震災、原発事故が起こり、
東京では、帰宅難民が出た。
私は丁度その時、地元の銀行に居た。
余りに揺れが長く、これは大変だ、と感じた。
だが、回りは倒壊などなく、銀行ATMも動いていたのだ。
駅前は騒然。忘れることの出来ないものだった。
若干のPTSDだったと思われる症状が睡眠に出たり、お腹の調子に出たりした。
そして、夏季に入り、原発事故の余波が大きくなって、
東京も節電一色となった。
電車の時間があやふやになり、乗り継ぎが増えたりと本当に不便だった。
そんなことを乗り越えての冬となった。
東京にいれば平穏に思い、震災すらも原発事故さえも過ぎた事に思ってる方もいるかもしれないが、私は心情的に本音は、未だ癒えぬ状況です。
被災者でない立場で、今後の危惧はやはり放射能汚染である。
福島県・農協さんに同情あれど、徹底した検査と開示なくして、消費者の理解はないのに、どんどんと出てくる基準以上の数値。
これが、作物だけでなく、漁場はどうなっているのか?
本当にこの基準値は正しいのか?
という目に見えない不安です。
原発も事故調査も、これからの汚染状況も、
あやふやになって欲しくない。
地震国、島国・日本であります。しかし、原発は人災に等しい。
エネルギー資源の確保は、国任せでないということを感じた年でありました。
今までになく、震災でこんなに歯がゆい気持ちになるとは思いませんでした。
個人の力が、集まれば組織力となり、延いては国力と成す、はずだ。
その反映させる方法が、日本は弱いですね。
そして、今年は世界各地で、不況に伴うデモなど運動から紛争と化していて、意志表現の違いとは言え恐ろしいものだ、とも感じた。
何が出来るんでしょうかね、、、
でも、社会情勢に無関心であってはいけないと思います。
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