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原発事故から考える事

私は、3つの事が気になった。

1.原子力発電

地震と津波の被害で破損したことで、反原発意見が再燃してると人のつぶやきで見るが、実際は細かく目に触れてはいない。
専門家の間でもやはり分かれる意見なんだと思う。

核保有を絶対論として反対する者もいる。
このような事故が起こった時、改めて思う、、、、
やっぱり、原子力は危険なんだと。
しかし、必要電力エネルギーを有するためには、
火力発電は費用対効果が悪く、水力発電も安定供給にならない。
太陽光発電など、まだまだ供給量には至らない。

震災で改めて感じたけど、停電すると社会はマヒする。
都会は全く機能しない。
電気がある生活に慣れきった人間は、数時間後の自分さえも見えなくなる。
そんな恐怖が襲った。
私達の生活は、この原子力から発電された電力量で成り立っている。

危険であろうと、私たちはその恩恵を受けているのだ。
原発が反対なら、それに変わるだけのエネルギーを生産するものが
無ければならない。もしくは、全ての社会機能を低下させるのだ。
現に都会は、計画停電で消費量も生産量も低下している。

私は、核は怖い、と思ってるし、無くて済む社会になるなら、とも思う。
IAEA加盟国(現151カ国)は、核を軍事転用しない事とする。
アフガニスタン、イラン、イラクだって加盟国だ。北朝鮮は脱退国だ。
安全運営をしていても、このような天災に遭えば、脅威と化す。
これは、全世界の国々にあるということだ。

今、すぐに代替となる電力エネルギー生産は難しい。
そして、ここから軌道修正するにしても時間がかかる。
この見えない展望の中で閉塞感だけが、関東以北に停滞するのがなんともしんどい事であります。
何のための節電なのか?
単に電力がないから?・・・・・それだけでいいのか?
これが、世界へ発信するエコイズムになるなら、
今、日本がエネルギー資源の大きな転換期になるならまだしも。。。。
と、苦々しくも思うのです。

ここで、私たちは、原子力発電というエネルギー資源を考える機会なのかも、と思って、原発事故の動向を見ています。

2.東電

今回の事故で、何が適切な対応だったのか、後手後手だったのか?
全く一般人には見えにくい。
社長が入院して、会長が会見したが、「一定の安定を見た」みたいな、
全く根拠のないコメントに怒りを感じた。まるで、保身の弁だ。
東電は、一企業という枠を超えて、福島県民を始め、
関東圏域の国民の安全を脅かしてる、国益を損なっている現状を、
認識していないのではないか?

廃炉にしないように、食い止めようと初動があったかと思うが、
ここまで破損し、トラブルが続く以上、一日も早急な収束に努めるべきで、
結果的廃炉は已むを得ないと覚悟すべきだ。
いつまでも、「まだ大丈夫」という意図が見え隠れする事が、腹が立つ。

3.国政

被災後、TVで福島県知事が出演し、こう言いました。
「原発は国策です。福島県はそれを受け入れました。
しかし、このまま見捨てる事のないよう、しっかり国で対策をして欲しい。」
と、真っ先に言った言葉です。
強烈でとても印象的でした。
福島県民の命を預かった知事の気持ちを、責任を感じたのです。

近隣の知事が避難場所として支援を声明し、
東北を始め知事の顔が見えてきました。
なのに、国の長の顔が全く見えません。
被災地へ行きたいと言えば、邪魔になると言われ。。。。
それだけ、力がないということです。
自治体レベルで必死に対応して、、、
国が自治体の声をくみ上げ、現場の運営をサポートも出来ないんだから、、、
政治主導とか言って、全く機能してないんですよ。

事故から見える国の対応に、、、
一にも二にも、、、言葉がありません。(笑)
言うなら、、、ひどい。だ。
東電との関係性が、、、こんな有事なのに、疑問だ。
国益に関わる事なのに、東電は東電、政府は政府、みたいな距離は・・・なんだろう。

世界各国からの早急な援助・支援の声も上手く受け取れていない、
これだけ広域になれば、個人ボランティアなんてレベルじゃない。
企業からの支援だって必至なのだ。でも、その舵取りが出来ない。
要するに、民主党は、リーダーたる人の使い方を知らない、
財界の人脈がない、とどのつまり、ノウハウがないのだ。
本当に問題だと思う。
(関連記事:ソフトバンク孫社長の声かけ連携)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110330-00000001-pseven-pol

私が最近、気になったのは、ニュースとして探せなかったのですが、
個人のblogなどで聞こえてきたのが、
「震災1ヶ月前、福島原発、稼動年数10年延長、日本政府決定」だった。
(Online NY Times dated Mar/21)
http://www.nytimes.com/2011/03/22/world/asia/22nuclear.html?_r=1&pagewanted=1

福島原発は40年経ち、IAEAからは停止と言われていたのだ、という背景。
全く日本の報道では出てこない。
国も東電も、連日会見する原子力安全・保安院も、原発推進派である。
そんな背景からは、見えてこないことも多いかもしれない。

そんな最中、23年の予算が可決した。90兆円の予算だ。
40数兆円しか税収ないのにね、、、ほんとに絶句です。
政治が問われているんです。

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