« スーパーオペラレッスン(6) | トップページ | 【ネコ日記】ネコの怪 »

スーパーオペラレッスン(7)

2月17日より

「ボエーム」(プッチーニ) 第一幕「愛らしい乙女よ」・第四幕ラストシーン

(第一幕:ミミとロドルフォの二重唱)

テクニックもOK、現実味のある表現に、バーバラも絶賛。

立ち位置に対して、正面を向いてるだけでは、平凡(standard)です。恋人同士では向き合ったりしますね、と提案。

<向かい合いのスタイルで歌う>

-歌手は、いつも力を奪われてきました。生きるパワーを奪われているのです。取り戻して下さい。当然です。一生懸命に歌うことは、尊敬すべき仕事と言えるでしょう。

向かい合って歌いたいと主張してもいいはずです。効果的と思える事をやりなさい。

<二人並んで座ったスタイルで歌う>

-より恋人らしくリアルな表現になりました。

二人のエネルギーを感じて表情に出しましょう。

(二人の表現の素晴らしさを賞賛し・・・)

-コンサートでもその情熱を思い出して下さい。物語の世界に聴衆を引き込むのです。

オペラで聴衆を意識して歌うのは、非常に重要なことです。

オーケストラの伴奏で向かい合って歌う場合、声を3/4以上客席の方へ向けて下さい。声が舞台の袖に消えないよう、倍音も客席へ飛ばします。歌い終えた瞬間、顔だけ相手に向ける。体は前を向いたままです。

「相手だけに歌いかけろ」と指示する演出家は、音の特性を理解していません。客席に顔を向けないと、語り口も伝わりません。そんな演出に従わず、前を向きましょう。

-「演出家とケンカになっても、前を向くのですか?」(テノール歌手から)

リハーサル中は従い、本番では勝手にするのです。演出家とは一晩でお別れですから(聴衆より笑い)、どうすれば自分のためになるか、よく考えてね。

(第四幕:ラストシーン)

全ての歌手の重唱となるラスト。(聴衆から大きな拍手)

-この拍手を忘れないで下さい。

他人の意見に落ち込まず、音楽生活を送りましょう。「輝いていなさい」というのが、私のマネージャーの口癖です。厳しい批判も笑って受け流しなさい。

嫌な時も笑顔で交わし、歩き続ければいいのです。ピンクの泡に包まれてる様に。皆個性ある声の持ち主で、才能と夢に溢れています。

それを、ここで見せてくれました。

♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:

本音を言えば、歌手には、歌手にしか分からない事があります。それは、楽器でも同じです。

歌手だから味わうこと。そこは、歌手にしか分かりません。どんなに色んな器楽者が共演しようとも、横で歌手を見ていようとも、歌手が歌手としてステージの真ん中に立っているその姿からさえも、感じてるものは、当人の感じてるものとは誤差があります。

今回の第7回目は、そういう意味では励ましの多いコメントが多く、勇気づけられる思いです。

そうすれば自分のためになるのか、その上でそれがお客様にちゃんと伝わるか、シンプルであり、そうでありたいと思いますね。

| |

« スーパーオペラレッスン(6) | トップページ | 【ネコ日記】ネコの怪 »

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« スーパーオペラレッスン(6) | トップページ | 【ネコ日記】ネコの怪 »