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【TV】スーパーオペラレッスン(2)

第二回レッスンは、ソプラノ歌手。「ボエーム」第一幕、第三幕。

興味深い部分がいくつか・・・いや沢山!ありました。

・歌う態勢が前のめり

観客の方が近づきたいのに、あなたが前のめり。と笑いながら。

まっすく立ちましょう、かかとに重心をおくと力が出ます。

・声に色をつける

声を前へ全て送らず、後ろを通してから。

ア・オ・ウの母音が重要。

頭蓋骨の内側で少し浮かせる。これで空間が出来ます。こでが声における美の要素である。声を一緒に空気が自由に流れるよう緩めること。

音の波形も一変すます、とのこと。声を後ろへ自由に解き放つのが肝心である。余り前へ出さないようにすると豊かになります。

この後の歌が、キンキンした声に厚みが出ました。変わるもんですね~~~。

・低音が♭する。

胸の中で声を固めないようとしないこと、外へ逃がしてあげる。

・声を出す前に空気が流れるように。

流れを止めないように、しっかり息を吸うこと。

・シ♭からドで音程が低くなりがち。

硬口蓋(かたこうがい)を少し高くする。幅も少し広げなくてはならない。あくびのような、くしゃみをする前みたいな。軟口蓋を上げるのです。

無理にやると筋肉が緊張するので、上へ開く意識だけ持って。

「あごを下げて声を押し出すな」 By パヴァロッティ

エネルギーが低下しやすい音域です。大きく息継ぎし、重心は後ろ。

各人の声は、それぞれ違いますから万人に合う方法はありません。歌い方や発声、音色を自分の体に教え込みましょう。

最近の研究で分かったことが、声の音色を決定付けるのは、「声帯と硬口蓋と歯の距離」です。1ミリ以下の差ですが、内側の空間の広げ方で、音色が決まるのは興味深いですね。

喉頭を下げても声は内にこもるだけで外側には響きません。

・表現を持つ。

クレッシェンドだけ、ピアニッシモだけ。ピアニシモからフォルテへ。レクチャーする。

舞台や録音現場では、コンダクター(指揮者)からこんな要求をされることがあります。強弱を変えて練習しておかなければ、困ってしまう。20種類の歌い方を練習しておくこと。

何種類にも歌い分けられるように練習すること。強弱や勢いを付けたりデクレッシェンドにしたり、やっておけな、自分がやりたいことを全部出来るように。

「今夜はこんな歌い方をしましょう」みたいに。(笑)

そうすれば型にはまらず、新鮮で面白みを保てます。

「本番では脳のスイッチを切り、即興で歌う」 By マリア・カラス

仲間や指揮者とエネルギーをぶつけ合うのは楽しいですよ。そうでなければ、退屈になります。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

歌う者には、とても重要な事を言っていました。

オペラでも即興という言葉が出てきたことに、少し驚きと感動がありますが、体に叩き込んだ事を無になって表現するだけですから、歌うという事では、オペラもジャズも無いですね。

私は音の共鳴と表現しますが、共鳴させるために頭蓋骨へ響かせる「イメージ」を持つのですが、硬口蓋は、上あごの手前でほっぺたが上がる感じですかね。軟口蓋は咽頭手前の柔らかい部分ですが、そこを上げる、広げる事で発声や音色が変わってくる、と解釈が出来ます。

今後、私の発声にも変化が出るのでは?と試してみるつもりです。

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実に、濃密なレクチャーです。

自分に合った歌唱法、発声、音色を自分に体に叩き込む必要があります。

しかも体は日々、時間で変化します。

その変化も理解しながら、その瞬間の音の融合に努めるわけです。

奥が深いですね。

いつも思いますが、「練習した以上の事は、本番では出ません。そして、練習したものが100%出るわけでもありません」

無いテクニックは出ないんです。持ってるテクニックだって出せないのです。

しかし、リラックスして楽しむ事で、何か化学反応を起こす事があります。一体、それは何なのでしょうね?(笑)

ほんと、ものすごい勉強になる番組です。

歌手は、、、、ほんと見た方がいい。(笑)

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