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書道コンクール

中学生以下の書道コンクールの裏方さんを、ちょっとしてきました。(笑)

面白かったです。

全国選りすぐりの作品から、一次審査、二次審査、

そして、文部大臣、農林水産大臣賞などと言った賞を頂けるものでございます。

でも、、、、ほんとに上手かった。(笑)

裏方ながら、『これいいな、入賞するかな?』とか内心思いながら、

自分の目利き具合を探ってもいました。(笑)

条幅(半紙の4倍の長さくらいのもの)と半紙と2種類選考でした。

選考ラインは比較的はっきりしている事が分かります。

●子供らしい、伸びやかで素直な字であること。

●線が丈夫な生命力のある、気の入った字であること。

変に大人の入れ知恵みたいな字は避けられる。

●また、学年や名前の入れ方、書き方もかなり見ている。

書道やってる人なら当たり前に知ってる事だが、

それも含めて「書」なのだ。

名前が課題の字で別れたりするのは見栄えが悪い。

減点対象になりやすい。

●そして、その上で技術的なもの、半紙の善し悪しによっても

字の感じを左右する。

ちょっとした筆跡から誤字に見えるのはダメ。

全体のバランスも当然見られる。

●ちゃんとした半紙で書く必要がある。

あとはちょっとした選考基準もあるが、ここでは書けない。(笑)

関西より西地区は応募数も本当に多く、

すごいレベルが高かった。

私も小学校の時に、市の作品を出した事がある。

金賞を頂き、市内のデパートの催し会場で展示された事がある。

父が見に言って、その飾られた書を写真に撮ってきたことを思い出す。

これももっと上を狙ったら、全国選抜とか、、、そういうのだったのかな?と今になって思う。アハハ。

知らないから、書道の先生に選んでもらって出したような、、、記憶がある。やっぱり、ちゃんと上を知って、ちゃんと欲を持って物事望むことも必要かもね、、、そんな事を思って子供達の作品を沢山見てきた。(笑)

自分のこの書は今も部屋に飾っている。

お題は、、、、「不屈の精神」(笑)

10歳の小4の作品。字体は楷書。

その後、高校時代にお皿に字を焼き付ける作品を作ったんだけど、

その時にもこの文字を焼いた。字体は、行書。

それぞれ、成長しながら書いた字に、自身気に入って両方を揃って置いている。

何かある時は、この不屈の精神という言葉を眺める。

どこか、私の根底の根付いた言葉になっている。

最近ドラマとかで書道甲子園とか言って、流行ってますものね。

大きい作品から、独創的なものから、、、、

やっぱり、書の世界も深い。

ああ、書きたい、と思いながら、かつての筆は押入れでもう使えないものになっているだろう。。。。

1本数万クラスの筆も使わなきゃ、押入れの肥やしにもならない。(笑)

私が子供の頃、唯一自分からやりたいと親にお願いして習わせてもらったのが、書道だった。

色んな事を思い出しながら、楽しいお手伝いだった。

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