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食の職人

●「プロフェッショナル」(NHK)=寿司 小野二郎氏=

最近、再放送でよく見かけておりました、

銀座の江戸前寿司職人、小野二郎氏。

御歳80歳を超えた現役。

一番有名なのはミシュラン三ツ星でしょうか?

この放送を見てて、

「あ、この職人さんの寿司ってのを食べてみたい」と思った。

どれだけの腕前か、など分かる身分ではないけれど、

この職人さんの心意気に触れてみたいと単純に思った。

大変な苦労人で、遅咲きの職人という印象だった。

で、それから色々調べてみたんですが、

これが、、、予算3万~/1人だった。

この番組でも、フレンチ三ツ星シェフとの交流の中で、

互いにリスペクトするが故に、

妥協を許さない、と言った感じのもてなしの姿もあった。

ただ、私は何か違和感があって、

ずっと引っかかっていた。

単純に3万の食事は、庶民の食べ物ではない。

と言う事は、単純にお金で食べる人間が決まるという事だ。

舌でもなく、人でもなく、「金」を出す人間になるのだ。

この価格設定に疑問だったのかもしれない。

職人の腕は、誰のためにあるのだろうか?

多分、私が音楽をやっていく中で、

クラシックでも、歌舞伎でも、チケットが高いでしょ?

好きな人はその価格を出してでも観たいと思うでしょう。

でも、もっと裾野を広げるには、「適正価格」があると思うのだ。

「のだめ」がどうであれ、クラシックの裾野を広げたように。

NHKの「爆笑問題のニッポンの教養」という番組で、

大田光さんが音大生とのトークセッションで、

「どうしたら売れるか?」みたいな、

「自分のやってる事を続けられるか、信じ続けれるか?」みたいな、

悩める音大生にこんな事を言っていた。

「やってる音楽が好きで、大切に守りたいと思う事と

逆に乱暴に扱うくらいの事が必要だと思う」と。

それは、やりたいようにやれるばかりじゃない、

製作者にもっとそうしてくれ、と言われたら

そうしなくちゃいけないのがプロとしての仕事でしょ?

そういう気持ちが必要だと思う。と。

私は妙に共感したのだ。

寿司職人のTVから

私の中で色んな事が連動してる話でした。(笑)

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