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音の聴こえ方(2):反響音の可能性

いつぞやTVで、アメリカの盲人の青年が、

盲人用の杖を使わず歩く人を紹介していました。

彼は、舌打ちのような音で障害物との距離を計り、歩いているのです。

住宅街は自転車も乗っていました。

壁だけでなく、車などの障害物もよけます。

舌打ちした音が障害物に当って、その音の感じから

距離、大きさなど判断してると言っていました。

歩く速度に対応して、その音を感知してるその能力は凄いと思います。

聴く力の潜在能力を感じます。

なので、決して私の外に放たれた音で感知する事は

間違っているとは思いません。

それに、空間で感知する音は自分の声だけでなく、

演奏者の音も含めた、バランスも感知しているから、

実は大切な事だと思っています。

今一度、意識的に内耳というか、

体の中で共鳴してる音をどう感じてるか?という所を

再認識してみようという感覚が正しい表現かと思っています。

無意識にしてる事を今一度、意識下に落とし、

改めて無意識へ持っていくのです。

そうする事で、アスリートもそうですが、

今一度体に覚えさせるというプロセスといった感じです。

そういう意味では、外に放たれた音の感知度、

精度を上げる事も必要かもしれません。

「聴く力」をもう一度意識してみる事も大切ですね、きっと。

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