人は突然、倒れる
先日、電車で女性が突然気絶して倒れた。
私の数人隣で立ってた若い女性だった。
意識を失い、バタッと。
驚いて逃げる人もいたけど、隣に立ってた女性が
頬を叩いて、「大丈夫ですか」と声をかけてたら、
「僕、医者です」とすぐに一人の若い男性が寄ってきて、
「息をしていない」と若干、胸圧迫しつつ、
倒れた時に頭を軽く打ったので、気道確保だろうか、
首の付け根を押さえていた。
女性は軽く咳き込んで、すぐ意識を戻した。
「分かりますか?確認のために舌を出してください」と確認をしていた。
「倒れたときに頭を打ってますが、大丈夫ですか?」など
話しかけていた。意識の確認を何度もしてた。
「車掌さんへ連絡を」と言ったが、意識を戻したので、
回りの乗客も非常ボタンを押すのをやめて、様子を見守った。
「誰か、降りたら車掌さんに連絡を」、「誰か、降りる時女性の足を持ってくれませんか」と医者の男性が言うと、自然と協力者が「私が」「僕が」と言って、実にスムーズだった。
この医者の男性の勇気ある行動が素晴らしいと思った。
私は、目の前で倒れた人が出たら、適切な処置が出来るだろうか?と
何度も医者の動きが脳裏から離れません。
女性は「以前にこのように倒れたことありますか?」と聞かれ、「いいえ」と答えてた。女性にとっても突然の事だったのかもしれない。
なぜ気絶したのだろうか?
誰にでも起こることかもしれない。
でも、誰かが手を差し伸べてくれる社会だって思ったら、
ちょっと暖かい気持ちになる。
そんな社会であるように、自分もその社会の一員であると
誰しもほんの少しでも思っていたら、社会は変わると思う。
お医者さんは、、、ほんと大変なお仕事ですね。
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コメント
どもども。
電車は、現代社会の縮図ですね。(笑)
毎年師走になると、普段にない酔っ払いがわんさかになりますが、この不況で今年はどんな様子になりますかね?
また来年も宜しくですよー、マコト殿。(ペコリ)
投稿: しなぞう。 | 2009年12月 7日 (月) 09時44分
お疲れ様です。
気絶して倒れた人がいても誰も助けない世の中になる事想像すると怖いですね。今年になってから、最終電車で立ったまま寝ている女性をよく見かけます。
きっと、不況のせいで残業して過労なんでしょう。
来年は少しは景気回復してもらいたいものですね。
投稿: MAKOTO | 2009年12月 7日 (月) 03時04分