私の父の日
今日は父の日ですね。
世のお父様はいかがお過ごしだったのでしょうか?(笑)
私の父は他界をした為、すっか関係ないという気持ちですが、
今年、よく父の事を考えます。
父も教師でした。父の思い出は、今となっては都合良く(笑)いい思い出しかありませんが、厳しい人でした。昔の人なので、結構理不尽なことも多かったと記憶してますが。(笑)
ただ、教員だったせいか、勉強においては違った側面を印象として残っています。
私は当時公文式を習っていて、100点取れるまで帰らせてもらえず、ある時一人居残りで数学をやった事がありました。
帰宅が遅くなって、私は遅くなったな、、、疲れたな、、、とドヨ~~~ンとして夜道、帰路に立ったのですが、父が帰って来ない私を心配して帰宅ルートに出てきてて、私は叱られるな、、、と恐怖だったのですが、でも私の生気のなさに、怒りもせず家に帰ったことがありました。
父は、姉と一緒に勉強を教えてくれた事もありました。国語の教員だったので、当時五段活用とか古典とか、そんな辺りだったと思います。
でも、、、
私、途中でソファで爆睡。(笑)気がついたら、姉との勉強が終わってました。アハハ。でも父はそれを咎めるという事はありませんでした。今思うと、もっと父から学んでおけば良かったと思います。
★
今だから時効でしょうか(笑)、父の生徒の答案用紙のお手伝いってのもした事があります。アハハ。いい時代、田舎ですね。
「お父さん!この人点数いいよー!」
「おお、そいつは出来るんだ」
なんて会話もありました。アハハ。
そして、ある時父は私に「これ、生徒が書いたんだ」と言って、父の似顔絵を工作の厚紙みたいな用紙に顔だけ書いて切り抜いたものを持って来ました。
・・・そっくり。(爆笑)
で、口元を迷ったのでしょう、鉛筆の書き直しの筆圧が残っていて、結局、チューって唇をとがらせた「3」みたいな形になってました。
私は今もそれを持っていて部屋に飾っています。
どんな思いでその生徒は父を書いたのかな?とか、父はどんな教員だったのかな?とか、、、色んな事を想像します。
書かれるなんて、嫌われてたら無いんじゃないか?とか思ったり。
きっと、時折見せる父の教師として生徒を思う目線は暖かいものだったのではないか?と勝手にいい想像へと変わっている。
父の事、知らない事が沢山ありますね。
私にとって、父の日はいつもの一日と変わらず、さりげなく過ぎていく。
でも、今年はちょっと父の事を書いてみました。
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