Black Coffee
先日、旧友から連絡があった。
「クリスチャンになりました。」というものだった。
数年前に、高校時代の友達から連絡あって、久しぶりの再会をしたら宗教の勧誘だったというショッキングなものがあっただけに・・・・(苦笑)
私は、以前にカトリックだと言ったかな?とか失念してるが、
多分、言ったんだろうな。
でも久しぶりの連絡での報告は、実に返答に困る。(笑)アハハ。
私は生まれた時から信仰というものがある。
いや、我が家には私が生まれる前からある。
だから、空気を吸うごとく、生活の中にある。当たり前すぎる。
となると、改めて改宗や宗教を持つという感覚が正直分からない。
昨今の新興宗教もあるので、割と否定的でもある私・・・。
何かにすがりたくなったのかな?とか色々思ったりするんですが。。。
何度も言うが、宗教の勧誘とか宗教を誇りに、、、というのは私には全くない。
他人に対して見せるものではないからだ。
あくまで、果てしなく個人のものなのだ。
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私の母方の祖父母は、実は改宗した人です。
祖父は私が生まれる前に亡くなっている。
祖父は校長先生をしていた人で、伯父が亡くなった時にその郷里へ出向くと祖父を知る高齢の生徒さんがいた。それくらい狭い社会でもあり、時間はゆっくり流れている。
その郷里はほんと田舎で、当時の体育館は村の公民館の様に集会所となっていて、祖父を始め教員の写真が今も貼られていたのを思い出す。実は母もなのだ。
私は、「祖父はどんな人でしたか?」とその生徒だった方に伺った。
「教職が聖職と言っていい方でしたよ」と言われた。
その言葉が今も新鮮でどんな人柄だったのか、想像出来る。
祖父母は、長男が改宗するという事で、昔ですから長男がそうするなら家長という事で、一緒に改宗したと聞いている。
そういう事が出来る祖父母だったのだ、と感心している。
★
話は戻るが、「Black Coffee」を歌うと、その知人を思い出す。
音楽学校で知り合い、レッスン後にピアノの生徒と数人でスタジオでよく遊んだもので、その時彼女が「Black Coffee」を歌ってたのが印象的だった。
今年、Black Coffeを歌い出して、彼女の事を思い出していた。
随分昔に彼女からもらった鉢もののゆりが、実は今年芽も出さなかったのだ。何でかな?とちょっと嫌な予感してたのですが、、、、
嫌な予感なのか???
いずれにしても、信仰、信じる心が自分の生きる力となり、所謂聖書なりキリストの教えが人生の学びの助けになるような、前向きなものであって欲しい。
私はつくづく思う。
世俗が一番の苦行だと。
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