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【本日の一冊】カビラ3兄弟の・・・ちち

「犬はだれだ、ぼくはごみだ」(川平朝清著)岩崎書店

長男は、私の大好きなDJジョン・カビラ氏。

三男は、俳優のカビラ・ジェイ氏。

の、父が2007年12月に出した本。

冒頭で、長男のラジオが目覚まし代わり、父の耳にも日本語のインタビューでの敬語の的確な使い分け、英語のインタビューでの多彩な話題を引き出す手法を褒めていた。

私も、そんなジョン・カビラ氏の大ファン。

ジョン・カビラ氏は、FMラジオ J-WAVE開局時に朝の番組を18年も担当したのだ。

開局以来、私も愛聴し続けた一人だ。何度か投稿もした事があるし、読まれた事もある。(笑)そして、私の人生を変える事となる、ピアニスト小曽根真氏を知る事となるのも、カビラ氏の休暇中のピンチヒッターだった。

本当に言葉を選び、来るゲストへの的確なインタビュー、丁寧かつ的確な対応、飛び抜けたパッション。(笑)一番は抑制した感情の中から出る言葉が、彼の人間性を醸し出していたこと。

ある時、私は番組を聴いていて、なんか嫌な予感がして、「カビラさん、どうか番組を辞めないで下さいね」と投書した事がある。辞めるなんて口にしてないのに。。。

彼がその朝の番組を終えるのは、なんとその1週間後だった。

話戻って、この本を読み始めたばかりですが、この本の中で自分の結婚式で『花嫁が抱えるチューブローズが馥郁(ふくいく)と漂い・・・』と記載があった。

馥郁(ふくいく)・・・よい香りが漂っているさま(大辞林より)

馥郁という言葉を見て、、、感慨深くなってしまった。

・・・・・・・・・・・

私の名前は、郁子。本名です。

私の父がいつも「郁子は、馥郁の郁です」と言っていた。

馥郁という言葉は、団塊の世代でないと知らない言葉になっている。

だから、年配の方の時は、私も「馥郁」を使って説明する。

昨今、女性の名前の流行で「○子」という名前は古い。

でも、私は郁子を気に入っている。

郁は、香り高く、気品を持った印象を私は持っているからだ。

以前、中国人の方にも「郁」は香るって意味だ、と聞いた事がある。

そして、父は「郁とは、いい言葉なんだよ」と言っていた事を思い出す。

ま、本当の話は子供の名づけには相当いい加減で、

私は「えつこ」になる予定だった。

が、諸事情で、えつこは消え、郁子だ。(笑)

えつこなら、、、、悦子だろうなっ、と勝手に思っている。けけけ。

余りに安易が諸事情なので、書けやしないが・・・。

1冊の本から、その1行から、、、その一語から、発展する話。

想像力を掻き立てる事、大切ですね。

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