(NHKスペシャル)男と女は、、、すれ違う?
11日(日)NHKスペシャルが面白かった。
すれ違う男女の本質を紐解くものだった。
あるアメリカ人夫婦の参加による科学的実験だ。
かみ合わなくなったこの夫婦、顔も強張っている。
会話と内容とその中での心拍数を測っての実験。
普段互いに思ってる不満を話し合うものだ。
夫がクレジットカードの問題を取り上げる。
夫「クレジットカードはどうなっているんだい?」
妻「それはどういう意味?」といきなり険悪ムード。
夫「クレジットの請求が高額になって、時々僕が支払った事があったね。あの時はほんとビックリしたんだ」
妻「・・・」夫を見つけ、防衛に入る。
妻「色々な支払いがあるし、私の支払える範囲でやってる事で」
夫が、博士に向かってタイム!という手で合図を送って、終了。
よくある会話な気がして見てたのですが、
博士曰く、最初の夫の質問が良くないのだそうだ。(笑)
「クレジットが高額になって、不安なんだ」と気持ちを伝えていたら、口げんかにはならないのだと言うのだ。(笑)
男は、女の話を聞くと心拍数が上がっていき、攻撃を受けたとストレスを感じるのだそうだ。で、タイムとその場を中止して、回避をしたのだ。これは典型的らしい。(笑)
それに比べ、女は会話中の心拍数が変わらない。女はその場その場の状況に自分の感情をコントロールしてる事になる。女の会話に対する適応性と言えるだろう。
男は物事を判断し、分析し、相手へ説く性質がある分、女の話を聞いて欲しいとかそういう部分が理解出来ても、享受が苦手だという結論だった。
男にとって、耳の痛い(笑)結論です。
理論的な男は素敵だが、理屈っぽい男は女に嫌われる。アハハ。
♪
次に実験で、男から女への質問をするのだ。
ここからして、大変な男。(笑)
何を質問していいか、出てこないのだ。
カウンセラーの補助の下、始まる。
夫「両親の事をどう思ってる?」と聞く。
妻「こんな風に両親がけんかして、、、」と話す。
すると、夫が、
「それは、両親はこうで、こうだから」と話始めた。
カウンセラーが制止する。
話を批判してはいけません。話を聞くのです。と。(笑)
そして、最後に互いに「あなたの夢は?」と聞くのです。
夫「良き父、良き夫、責任ある社会の一員でありたい」(要約)と答え、妻は「子供が帰って来たときには、心からくつろげる、ソファに座ってその隣にはあなたがいて、、、そんな老後でありたいわ」と話すのだ。
夫は、妻の手を取るんですよ。
その後のインタビューは、本当に幸せそうな、笑顔な二人が印象的。
♪
よく思うが、コミュニケーションが大事というが、
ただ会話するのではない。
会話は、まず相手に興味がなければ始まらないのだ。
質問にもならない。
その意識が強い私は、相手は関心なのか、興味なのか、好奇なのか、直観力が働く。(笑)
会話は、自分の事ばかり話したり、つまらない・膨らまない質問したり、事実状況だけの説明であったりする内容は、会話ではないし、コミュニケーション以前の次元の問題だ。
女は話をして気晴らしになる性質ではあるが、どこか男脳な私がいる。(笑)建設的でない会話は、余り好きではない。
会話の下手な中年とダラダラと話す若者の男達が増えたと思うのは、、、私だけだろうか??
きゃ~~、男を敵に回してるかしらん?(笑)
ーつづくー
| 固定リンク | 0
コメント