感じる心
知人に頼んで、小曽根真さんの「いいとも」出演と美空ひばりさんの「オーラの泉」をDVDに撮ってもらったのをやっと見る事が出来た。
小曽根真さんを見ると、本当に元気が出る。
私にとっては存在そのものがビタミン剤。(笑)
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オーラの泉での美空ひばりさんは、どんな事が出てくるか、、、ちょっと興味があった。やっぱりそうか、、、、あの世にもファンは沢山いて、歌い続けてるんだ。私もあの世へ行ったら生声を聴けるって事か。(笑)楽しみが増えた。アハハ。
亡くなって18年。
今になって年々ひばりさんという歌手の偉大さ、歌手としてのスケールの大きさみたいなものが実感される。
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もう一つ、番組はスペシャルでアグネス・チャンさんだった。
彼女のユニセフ大使としての活動を語っていた。
そして、今年乳がんを発見した事もその意味を説いていた。
また、カトリック信者なら得に所縁(ゆかり)の深いマザー・テレサの映像も出てきて、お言葉の一つ一つが重く心に残るものでした。
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最近、番組で乳がんの事をよく目にする。
NHKでもドラマをやっていましたね。TBSでは特集や報道番組内でも「余命一ヶ月の花嫁」なども若くして乳がんの発症のノンフィクションでした。
私も数年前に体にしこりを発見した事がある。触診で自分で気づいた時、一瞬だけ最悪の事態を考えた。悪性だった場合、どう自分は自分の人生の終焉を迎えるべきか、と。しかし、その後冷静に検査や状態を検討して、良性であると思え、結果良性だったのですが、その時私は音楽を止めようと思っていた時でした。
そのしこりは、「これで人生が終わってええんか?」と自分に真剣に問うきっかけとなりました。その時に思った事はただ一つ。「志、半ばにしてこれで音楽人生を終える事が心から悔やまれる」と感じた事でした。
だから、私はそこで再生を誓ったのです。
その時、私は自らのHPで「生きる」という事について持論を書きました。私は、自分の延命治療は望まないと書いたのです。「生き抜く」という事と「延命治療」は私にはイコールではないからです。そして今もそう思っています。痛みを伴うものであれば、鎮痛治療はするでしょう。でも、与えられた時間を精一杯生きる為の目的であり、延命という人の手を加える事を私は望んでいないからです。
しかし、その考えに「そんな事を言うな」という方がいました。その方自身がご病気を持っていて、反応された経緯はありました。
でも、これは死後に臓器提供をするか、否か、という事とも類似しており、自分の生き方だと思うのです。
私が臓器提供カードにサインを求めた時、母は、我が子の体を切り刻むような事は望まないと泣かれました。でもサインしてくれました。母の愛情と感謝しています。
私は肉体はこの世のものだし、使えるものは人のために、まして自分が死んだ後だし、と考えています。
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私にはこれからの人生で、やりたいプロジェクトが実はあります。
やりたい、いや、やるんだという気持ちは、明確なのです。
でもそのプロジェクトもまだ形にもなっていないし、方向性も具体化しておりません。そういう意味では口先だけに等しいのですが、最近痛感してる事は、まずそのやりたい事の為にまず自分の足元を固めようと思ったのです。今のままでは、全く見通せないな、、、と痛感したのです。
だから、今秋、節約に節約しながら考えてみたり、音楽と向き合いながらその距離を計ってみたり。。。
でも未熟だから、焦燥と孤独感、劣等感と、、、なんとも語れぬ感情と向き合う事日々多々であります。
一つ一つ、自分の出来る事というか、自分の事を処理出来ない者が、他人の幸せなど臨めないのです。
とはいえ、人のために動くアグネスさんは、それだけで素晴らしい。
ま、焦らず、明日という日が来る事を感謝して、頑張るとします。
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