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伝統芸に生きる

ドキュメントで市川海老蔵さんをやっていた。誰か見ましたか?
歌舞伎の名門・市川家に生まれ、その苦悩の一面を写した番組だった。
ま、ワイドショーが騒ぐほど、海老蔵さんはいい男なのか??(笑)とそんな視点も交えながらも、伝統芸、名門に生きる宿命と向き合う繊細で、頑固で、不確かなその29歳の一人の人間が見え、その危うさの中に男としての魅力は感じませんでしたが、男としての魅力のポテンシャルは感じました。(笑)

きっとこの人の魅力は、自分の進む道に迷わず進んだ時だろうな、と勝手に推測しつつ、伝統芸と偉大なる父、12代目団十郎と向き合う姿、尊敬する祖父11代目団十郎の姿を探し求めつつ、、、の今の海老蔵さんが見れたかな。

印象的だったのは、歌舞伎の中に初代の団十郎が今の様に決まりや規制の中にない、エネルギーや粋なところを持って、お客を楽しませてたものをエンターテイメントとして、どう出来るのか、、、という視点で模索する姿があった。

そして、12代目団十郎さんは19歳で先代を亡くして、12代目を継承したその苦労も番組では放送をしていた。番組は今春のパリ・オペラ座公演を密着していて、その中で海老蔵さんが先代、先々代に共通してるものに気づき、自分の継承すべきものに何となくタッチし始めたところで番組は終わった。

なんか、いい番組だった。
これを見なければ、海老蔵さんに興味を持たなかったと思うし、伝統芸に生きる男も、俗に芸能人のごとくメディアの中でいじられる姿は、反面同情する気持ちも起こった。

なんで私が落語だ、歌舞伎だって、特に音楽で食うようになって関心がいくようになったのか、と時々自己分析してみる事がある。

先日何気なく見てたドキュメンタリーのシェフの話で、
「新しい事は、案外、伝統の中にある」というナレーションに耳が止まったのだ。
歌舞伎もそうなのではと、、、

海老蔵さんが番組の中で伝統芸が今、日本人にも理解出来ないのに、外国人に伝わるのか?という問題もオペラ座公演を通して写していた。
エンターテイメント、芸術、伝統芸、、、
何かこんな事に関心を持ちながら、私は何かを自分に問いかけてる気がする。それは、ジャズをすればする程、自分の「日本人」としての、または「私」というアイデンティティを問うているのでは?と思う気がする。着物を着る自分もそう。ただ、それがジャズの中で融合すべきなのか、とか、ジャズをどう表現すればいいのか、という問いが常に自分の中にある。この自問が何なのか、、、自分でもまだよくわからない。答えはまだない。

今言えるのは、海老蔵さんに興味を持った事だけ。・・・何か?

そして、ボクシングってタイトルにした訳じゃないのに、先日の11日のブログはアクセス数が飛んだ。やっぱり世論の関心が高いんだね。驚きました。

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