週末の私
オイシイ仕事、、、とんでもなかった。(笑)
過酷の極みだった。アハハ。
お陰で足首が、象足です。疲労で両足首が捻挫の様に炎症を起こしたのです。
びっくりです。
そして、朝5時半起きだったのですが(ゴルフではありません)、ホテルで寝れず、、、ほとんど睡眠が取れませんでした。原因の一つは、睡眠障害のせいですな。
実は、私ホテルの空調が嫌いなんです。エアコンを付けると喉に悪く、窓は開けれないホテルが苦手なんです。余計に肉体的にきつくなってしまいました。
でも、どんなに過酷でも頭って自由なんですよね。改めて気づきました。その自由さが怖い時もあるけど、その自由が果てしない音楽への構造力を切り開けていくんだとも感じました。
。・。・。・。・
全然違う話ですが、「The Nearness of You」というスタンダードがある。
あなたがそばにいるから幸せなんだ、、、っていう、幸せ感を歌ってるのですが、
なぜか私はこの曲のメロディーラインを聴いてると、「切なさ」を感じるのだ。
私が歌うと切なさが先に出る。不思議ですね。
。・。・。・。
今、哀川翔の「使われる極意」(新刊・東邦出版)を読んでいる。
哀川翔と言えば、Vシネマの帝王。(笑)そんなひっぱりだこの哀川翔がその彼なりのノウハウを書いた本なのだが、まあ、文章は口語なせいか案外読みにくい。(笑)
私たちミュージシャンも仕事の依頼って意味では、雇われ個人事業主だと思ってる。(笑)何となく、雇われ上手哀川翔の、彼の持論を読んでみたかったの。何か参考になるかなって思って。
色んな名言がありますが、
●「頼むなら、自分よりできる人間にしろ。出来ない奴に頼むのは単なる押し付けだから」
・・・・頼りになる年配者を2~3人持つと、事の収まりどころができる。自分が爆発しそうになったら頼れる先輩にガス抜きしてもらうのもいい。自分のなかで消化出来ないことが溜まっていくから辛くなる。消化出来ないものは消化出来ないのだ。どんなに頑張っても出来ない事はある。そういう時は消化できる人間に振っていくしかない。
それに頼まれた先輩は、下手な仕事はしない。しかもその仕事ぶりを見るというのは、自分の糧にもなる。・・・・・・・と、私は追記しておこう。アハハ。
●「仕事は、ある程度出来る様にならないと、後悔も出来ない」
・・・・最初はわかんないだらけ。20年やってる今は10年目の頃より「くっそ~」と思えることが多い。
私は思う。
経験しないと分からないのだ。だから、こうだったのかな?と考えられる。後(のち)に悔いる<考える>から、後悔出来るのであって、よく「やらないで後悔するなら、やって後悔の方がいい」というけれど、やってないものを後悔って言わないんだと思う。
やってないものを悔いる事など出来ない。
それは、スタート地点にも立っていない。
私が歌手仲間Mちゃんと私的な話をしてて、ある事が基準になっているから新しい経験をするとそれを取り入れてみる。違うな、とか変わったな、と思いながら、また違う経験をしてみる。。。。そうやってきた。と、もっと他愛のない会話だけど、そんな事を言っていた。
私ね、感動したのよ。
こんな後悔が生まれるんじゃないか、なんて考えてしないのは賢者じゃない。
そこから、何かを得ようとする事こそ、賢者なのだと思う。
頭で世の中は動かない。
私、この週末、本当に肉体的にしんどかったんです。でもそう思ったの。
頭で考えて出た答えなど、何の意味もない。
行って出た結果が、次の行動を生むのだと。(以前にも書いたな。(笑))
そう実感出来ただけ、この週末の私はより「リアルな人間」になったんだと思う。
だからね、「後悔は、行動した者だけが得られる勲章」だと思うんだ。
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